スノーシュー体験へ行きました
昨年(2021年)の12月27日に、スノーシュー体験(ハイキング)に参加しました。
ちょうどその日は『大寒波』で、寒いのがとにかく嫌いな私は、耐えられるのかな?と思っていたのですが
「めっちゃ、楽しかった」です😍
スノーシュー体験へ
そもそもスノーシューってどんなのか。
なんですが、サクッと言うと「わかん」です。
フカフカした雪の中を靴で歩くと、足がズボッと沈むのですが
それを使用すると、フカフカの雪の上でも沈みにくく歩けるという品物。
雪上歩行具の一つ。
私のイメージでは日本昔話の「かさじぞう」に出てくるお爺さんが履いてたイメージです。
それを、もう少し大きな輪っかになってて、その部分にシートとかプラスチックとか取り付けられてて、なんかもっと歩きやすそうな感じになっているやつ(ざっくり😅)
というのが、スノーシューです。
私が体験した場所は長野県で、標高2000mほどの所から歩いていくものでした。
雪解けの時期では、ハイキングコースとされているところのようです。
雪山も初めてだったので、そもそも服装どうしたらええんや・・・というところから始めました。
装備をそろえる
私が体験したところでは、ブーツ(底が固めのスノーブーツ)、ストック、スノーシューがレンタルできました。
ですが、何着ていけばいいの?というところが、私の中で大問題になったのです。
結果的にそろえた装備は・・・。
【頭】
・ニット帽
・ゴーグル
【手】
・ミトン+薄い手袋
【首】
・ネックウォーマー
【上】
・速乾性があるアンダーウエア(厚手)
・速乾性がある長袖のTシャツ(なんか薄い)
・毛が長めのフリース(なんか薄い)
・レインウェア(薄い・・・)
【下】
・速乾性があるスパッツ(厚手)
・トレッキングパンツ(少し厚手、裏起毛とか付いていない)
・レインパンツ(薄い・・・)
・ゲイタ―
・厚手靴下
上記を見ていただけると、お分かりいただけると思うのですが・・・。
私は「薄い=寒い」「厚い=温かい」と、思っていたんです。
「この服薄いんですけど、大丈夫なんですかね・・・?」とスポーツ用品店のスタッフさんに質問したら
「空気の層が大切」
「寒すぎると感じるのはもちろんダメだが、汗をかくような着方はむしろ体を冷やす原因になる」
と、教えてもらって目から鱗が落ちました。
私はフリースにしても、分厚くてギチギチ詰まっているやつは、温かいんだろうなぁと思っていたんです。
毛が長い方が空気の層ができやすく、重ねると温かかったリ。
見た目が同じようなフリースでも、使っている素材の違いで温かさが変わったり。
見た感じだけだと分からないんだなと知りました。
そして、実際に上記の装備を使用すると・・・とても快適でした😆
スノーシューは意外と運動量あるんですね。
動くと程よい温かさで、汗もかきませんでした。
お昼食べる時は(体を動かさないので)「めちゃ寒い」となったんですが、
温かいお茶がめちゃめちゃ美味しく、太陽の日差しが出ると、ポカポカと気持ち良かったです。
まつ毛が凍る中(初めての経験でした)、素敵な時間が過ごせました。
スノーシューで歩いている様子
スノーシュー体験を通して感じたこと
心で感じたことは
「道のない道を歩く感覚」ってこんな感じなのかな?と思えたことです。
誰の足跡もない道に、自分の一歩が道になるという体験を得られたのは、凄く良かったです。
ガイドさんの後を付いて行った時は、確かに歩きやすかったです。
そして、自分でフカフカの雪を踏んだ時は、後を付いていくよりも難しいのですが
楽しさが勝つ感じでした。
「どこへ向かってもいい」
「フカフカを始めに感じとれる」
「周りをよく見て(よく見える)」
この感覚は、自分にとって大切なんだろうな。
そして、苦手、苦手と思い続けていた「寒さ」が、私の苦手の中から消えていきました。
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