【不思議体験】消えた記憶
記憶ってあいまいなものです。
私の場合は、ある期間の記憶がありませんでした。
それも、記憶はあいまいだからという理由だけなのか。
それもと、何か他に理由があったからなのか。
今から思うと不思議なもんだと思います。
なくなっていた記憶
スピリチュアルを学ぶまで、私には小学生の頃の記憶がありませんでした。
ほぼなかったというのが正確かもしれません。
家で起きたことは覚えているのに、小学校の出来事はほぼ記憶にないという。
気付いたキッカケは、ある日「小学校でこんなことがあったね」と言われた時でした。
その言葉がなかったら、記憶がないことにも気づけていませんでした。
そして、それ以外のことも思い出そうと努めたのですが、思い出せない。
小学校の卒業アルバムを見て、この人と同じ小学校だったんだとか、同じクラスだったんだと知っても良く分からない。
そんな記憶がないことに気づいたのは、中学生くらいだったと思います。
それからスピリチュアルを学ぶまで、私の中には、小学校生活の記憶がほとんどなかったんです。
思い出すきっかけ
一番初めに思い出すきっかけを作ったのは、ペンジュラムセミナーでした。
ペンジュラムセミナーでは、潜在意識と会話をしたりするのですが、私の場合、潜在意識の姿が見えない。
ただ、目をつむって真っ暗な状態です。
潜在意識がいない場所を見ているんだと思ったら、「近くにいる」と言われる。
そして、姿が見えていないのも「あっている」と言われる。
そんな感じでした。
なんでかな?と意識の中で周りを見渡すと、大きな箱の上に座っている人が見える。
この人は、誰かなと思っていると「その人が潜在意識」だと教えてもらいました。
(当時は、見えないのが当たり前だと思っていたので、ずいぶん気づくのに時間がかかりまいました)
私は、他の人がペンジュラムが振れるようになる中、全くペンジュラムが揺れず・・・。
ペンジュラムが振れるようになるのに、かなり時間がかかりました。
それは、潜在意識が箱の上に座って動きようがない状態が原因だったようです。
過去の書き換えをしていって
ペンジュラムの時に開けれなかった、潜在意識が閉ざした箱。
それを開けることになったのは、エネルギーワークのセミナーに参加した時です。
エネルギーワークのセミナーでは、過去の書き換えを学ぶのですが、その時に箱を開けました。
「中身はたぶん、小学生時代の記憶ちゃうかな?」と思っていたのですが、やっぱり・・・小学生時代の記憶でした。
私は、小学生の頃、嫌なことが起きると・・・。
「こんな記憶を思い出したくない」
「嫌な出来事を全て記憶から消してください」
と、何度も仏壇の前でお願いをしていました。
結局、記憶から消えることはなく、表層意識で記憶が蘇らないように、潜在意識が頑張っていたのだと分かりました。
起きたことは悔やんでも過去に戻れない・・・、もちろん過去にタイムスリップしてやり直す訳にはいきません。
ですが、過去の書き換えをすることで、私は閉ざしていた記憶をずいぶん解消できました。
むしろ、潜在意識さんに、必死で蓋を閉めさせていた時は、罪悪感や不安感、恐怖心が急に湧いてくることが多かったです。
表層意識では、記憶として蘇らなくても、感情として湧いてくるものはあらがうことができませんでした。
過去の書き換えなどをしなかったら、ずっと持つことになる感情だったかもしれません。
あいまいな記憶
私は幸いにも、記憶を隠していることを知ることができ、嫌な過去を解消できるすべを見つけられました。
記憶が出てこないのに、嫌な感情が湧いてくる状態は、本当に気持ち悪かったです。
急に泣いてしまったり。
痕跡をたどろうとすると、泡のように消えるというか。
ネジが回らず、りきんでいる感じというか。
なぜかズーンと暗い気持ちになるんですよね。
でも、自分自身で理由はなにも思い当たらないから意味が分からないという。
大人になると子供の時の記憶はあいまいなものです。
だから、会話をしていても「記憶はあいまいだから」と、忘れてしまったことを不思議に感じなくなってしまいます。
大人になっても覚えている記憶というのは、印象に残っている出来事だけなのでしょうか。
過去の書き換えは、実際に起きたことの客観性を問う訳ではなく。
自分が今問題だと感じている、その原因を主体的な記憶から紐解き解決する手段の一つです。
こんなこと覚えていなかったという記憶も、不思議と思い出します。
生きていると、大なり小なり、辛いことや苦しいことがあるかもしれません。
どういう方法が最善かは、人によって違うと思います。
立ち向かったり、逃げたり、休んだり・・・・。
それでも、前を向いて進んでいくと、必要な情報や出会いはある。
そして、それをキャッチしやすく手助けできるのは、スピリチュアルの強みなのかなと思います。
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