結婚して不安や後悔をしないためにしたこと
エニは結婚して、6年ほどです。
もともと結婚するつもりはありませんでした。
ですが、夫と出会い「この人となら大丈夫」と思えました。
これは、エニの場合なので、参考になるか分かりませんが、結婚前にしたことを書いてみたいと思います。
結婚に興味がありながら、結婚したくないと思っていた頃
エニはお付き合いまではできるのですが、結婚したいと思われるタイプではありませんでした。
お付き合いした人からは「恋人ならいいけど」とよく言われたものです。
エニ自身、「そうなんだ。ま、結婚って邪魔くさいし」という気持ちになっていました。
そして、周りの友人にはよく「結婚しない」と言っていました。
- 結婚したら、自由な時間がなくなる
- 結婚したら、自分にお金が使えなくなる
- 結婚したら、親戚付き合いがめんどう
そんな理由をつくっていました。
ですが、結婚生活にあこがれる気持ちもあり、当時は複雑な心境でした。
結婚をまじめに考えてみた時
嫌な理由は全て自分本位なことばかり・・・。
「そんな性格だから、ダメなんだろうな・・・」とも思っていました。
「結婚なんて」と言ってはいましたが、結婚に憧れる気持ちは残ったままだったので、結婚について一度まじめに向き合ってみようと思ったんです。
当時、エニの周りには独身の男性はいませんでした。
なので、思い切って婚活サイトに登録したことがあります。
そして、何人かの男性と話す機会ができました。
話してみると
「こういう話題を出す人は苦手だな」
「この内容で毎日メールされるのは嫌だな」
「この人は楽しいけど、落ち着かないな」
といった感じで、結局、自分の中でしっくりくる相手と出会うことはなかったです。
やっぱり、私は結婚に向いてないのかなー。と、その時も思っていました。
今の夫と出会って
夫と出会ったのは、本当に突然でした。
たまたま、そこまで親しくない知り合いに誘われた会に、
普段なら断りそうなところを、行くことに決めたのです。
そして、その会場でたまたま目が合い。
その時に、なぜか気になる存在と感じました。
その会では、少し話ができたのですが「できればもっと自分に自信があって、たくましい人がいいけどな」と、思っていました。
その会から、6か月ほど間が経つころに、再会し、連絡を取るようになりました。
連絡を取って初めに気づいた変化は
「ん?毎日連絡している!」ということです。
メールを毎日するのが苦手だったのに、自然と毎日メールや電話をしていました。
他にも、なぜが話題にも困ることがなく、たわいのない話をずーっとしていました。
そして、エニが一番驚いたのは
全く気をつかわない点です。
本当に大丈夫なのか?と自分でも心配するほど、気を使わなくて大丈夫でした。
そして、根拠はなく「この人は大丈夫」という感覚がありました。
何が大丈夫なのか、というと、何を言っても受け止めてくれると思えたんです。
メールや電話などのやり取りの中で、そう感じたのだと思います。
気持が切り替わったきっかけ
エニは結婚できるとは、思っていませんでした。
初めにも書いたように「恋人ならいいけど」と言われ続けたことも原因だったと思います。
なので、私と結婚したいと思う男性が目の前にあらわれるとは思いもよりませんでした。
当時の、エニは一人暮らしです。
夫も当時は一人で暮らしており、エニの家とを行き来していました。
そして、そのたびに、少しずつ荷物をエニの部屋に残して帰っていました。
このままだと、小さい部屋がさらに小さくなると思っていたのですが、それがきっかけで、同棲をすることに踏み切ります。
そして同棲を機会に、エニは少し挑戦することにしました。
それは、自分の好き嫌いや欠点、気がかりなことを全面にアピールすることでした。
今までのエニは、お付き合いした相手の趣味や好みなどに合わせて、良く見られるように努めていました。
相手の好きな音楽が分かれば、好きになろうとする。
相手が好きな料理があれば、作れるようになろうとする。
ですが、それがストレスで、付き合っても長くは持ちませんでした。
なら、逆のことをして相手はどう思うのかを判断してもらおうと思いました。
「エニは、本音を出すから、本当に嫌になったら早く言ってな」と、伝えて同棲がスタートしました。
結婚前にやってみたこと
とりあえず、エニはざっくりしたことから、細かいことまでとことん伝えました。
「こういうことを言われるとイライラする」
「こういうことされると嫌」
今までだと、考えられない行動でした。
- この人に好かれたい
- この人に良い女と思ってほしい
と思っていたことが
私ってこんな人です!
と性格や好みなどたくさん相手に伝えることにしたからです。
そして、伝えるたびに、思ったことを言ってほしいお願いしていました。
同棲すると、お互いの生活パターンや、細かいところが気になると聞きますが、こちらとしてはそれを出すことを目的にしていたので
違っていて当然
違っていたら、どこをお互いの妥協点にする?
と、話し続けていました。
なんでも言ってほしいとはいうものの、初めは遠慮した面もあった夫でしたが、最終的には思っていることや考えていることを出し合ってくれるようになりました。
他の人なら、「もういいよ」「君のやりたいようにすればいい」と言われそうですが、
お互いの納得できる妥協点が見つからない時は、夜中の3時になることや、折り合いがつかない日もありました。
自分の気持ちを出して、相手の気持ちを受け取ること
最終的に、お互いの考えや気持ち、行動パターンを出し切ったのは1年ほどかかりました。
そして、再び夫に気持ちを確認すると「結婚しよう」と言ってくれました。
付き合っている最中、周りからは「喧嘩ばっかりしてるね」とか「そんなこと言ったらダメやろ」とよく言われたものです。
ですが、結果としては、結婚後お互いの良いところもダメなところも出し切った後になので、喧嘩はあまりしなくなりました。
たまに喧嘩をしますが、どちらかというと注意をし合う、という形が多いです。
エニの場合は、本当に根気のある人と巡り会えたなぁと感謝しています。
夫と出会う前は、
- 見た目がかっこよく
- 頭の回転が速く
- 高給取り
が、いいな~なんて、相手に求めてばかりいました。
夫と出会って
- なぜか笑えて
- 本音が言いあえて
- 気持を受け止めあえる
が、いいなーと、思えるようになっていました。
出会ってすぐに、この人は他の人とは何か違う!や、ビビッときた、と、思ったわけではありません。
エニは自分の本音を言いつつ、こんなことも想像していました。
共通の話題がなくても、この人とどんな会話ができるかな?
この人のために、自分はどれくら貯金を残そうと思うかな?
おじいさん、おばあさんになったとき、どんな場所でも一緒に暮らしたいと思うかな?
何かあったとき、この人の排泄の世話はできるかな?
エニは、夫と出会って、自分が良く見られたいから相手の好みに合わせることは考えず、
自分は夫に何ができるかと真剣に考えました。
そして、全てが想像できたので、結婚を踏み出せたのだと思っています。
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