結婚の条件に考えていたこと
エニは、結婚する相手と出会う前は、男性に対して条件をたくさん持っている方でした。
見た目や性格、行動など(特に、見た目と行動がうるさい方でした)。
その条件に当てはまらない男性なら、結婚はするまいと思っていたところがあります。
それもあり「結婚しない(だってそんな男性いないし)」と、自分は結婚したくない人間なんだと納得させているところもありました。
実際に、今の夫とお付き合いをすることになり、一緒に生活をしてみて、
自分で作り上げた条件より大切なことがあるんだな、と思えました。
男性の方は、男性を女性に変えて読んでいただければと思います(^_^;)
勝手につくった「イイなと思う男性はすでに結婚している説」
エニの結婚相手の求める条件は多い方(細かい方?)だったと思います。
「自分は結婚なんてするつもりないよ」と言ってたのも、これが影響していました。
そして、イイなと思う男性は大体既婚者が多く「やっぱり、無理やん」とも。
当時、友人とは
「イイなって思う男性って、すでに結婚しているから、結婚って早い者勝ちやね」
「周りに全然いいなって、思う人いないし」
と、良く愚痴っていたものです。
そして、
「〇〇の年齢で、まだ結婚してないってことは、やっぱり何か問題あるよね~」とも。
今思えば、自分を棚に上げてよく言うな~と思ってしまう発言ですが、そんな風に人を見ていました。
最終的には「結婚とか邪魔くさいだけだし、恋人がいればいいかなって思ってるねん」と、話していたものです。
ですが、心のどこかには「結婚って憧れるな」という気持ちが少なからずありました。
男性と巡り会わない頃の「男性に求めた条件」
当時のエニは、男性に求める条件も、増えていく状態でした。
「世界は広いし。きっと、自分の理想の男性と出会えるんちゃう」と変な気持ちになっていた頃です。
そして、せっかく結婚するのなら、自分の求める条件の人と結婚したいし(無理なら結婚しないし)と、
自分のことは、どこかに置いて考えていました。
(うーん・・・、今思うと本当に困ったやつです。私・・・)
【男性に求める条件】
- 鼻が高い
- 目が大きい
- 唇の形が整っている
- 横顔がEラインになっている
- 顎がしっかりしている
- 輪郭はどちらかというと、丸顔
- 道路側を女性に歩かせない
- わがままを言っても、許してくれる
- 同じ話題を2回以上しない(話題が豊富)
- 本を読むのが好き
- 人付き合いが上手
- 音楽(バンド)とかしていない
- 仕事が好き
- 職場で頼りにされている
- 専門的な知識がある
- 大きな声で怒鳴らない
- 店で横柄な態度をとらない
などなど・・・・(他にも、まだありました・・・)。
書いてみて、本当に恥ずかしいです!
どないやねん!って思ってしまうものばかりですね。
でも、当時は、自分と釣り合うとかは考えず、ただ条件を並べて酔っていたところがあると思います。
「この人は!」と思えたタイミング
結論として、条件が全てクリアした男性に出会うことはありませんでした。
その頃は、「結婚する気持ちはないし」と言って、
家族にも「私は結婚しないよ~」と念を押して、結婚から遠ざけるように線を引いていました。
それでも、心のどこかで「自分を受け入れてくれる人と出会いたい」と思っていました。
そして、ある時「なんか、もういいや」と思ったタイミングがありました。
なんと言えば適切かわかりませんが、あきらめに近いような・・・、遠いような・・・。
「結婚」がしたいともしたくないとも思わなくなった時期がありました。
「こんな条件とか、どうでもういいや」と。
どちらかというと
「出会う時がくれば、出会う」という感覚です。
すると、今まで細かく作り上げた条件も、ドシャっと音を立てたように消えました。
夫と初めてデートをした頃
エニと夫との出会いは、たまたま知り合いに誘われた会に参加したのがきっかけでした。
そして、6か月ほど間があいて、再会します。
夫は私のことを覚えており、連絡先など交換して、食事など誘われたりするようになるのですが、
まだその時は、付き合う手前という感じでした。
そして、夫と初めてデートをした時。
当時は、男性に求める条件も崩れていた頃です。
実際にデートをしてみると・・・。
「あれ?」
「こんなことを、この人は自然にしてくれるの?」
「?なんか、以前思っていた条件に似ている・・・」
と思い出したところがチラホラ出てきました。
デートをしてみて「そういえば、なんかこんな条件作っていたな」と、記憶がよみがえり
「この人、思いのほかクリアできてる!」と、驚いたのを覚えています。
そして、改めて条件の内容について考えてみると
《何かのドラマや映画(友人の話など)を見て、聞いて、「こんな男性って素敵」と思って作った条件》
《自分の経験の中で、自分がされて嫌だった思い出から作った条件》
この2種類から条件を作り出していたことに気付きました。
。
自分にとっての、男性や結婚に求めた条件
エニにとって、夫とのデートは「こんな人がいるのか!」と、とても衝撃的だったんです。
まだ、お付き合いをしていない時にデートをしましたが、その後はお付き合いをすることになり、
同棲をして、結婚をしてと自然の流れで進んでいきました。
今から思うのは、
自分がされて嫌なことが、相手も同じ感覚を持っている人なのかどうか。
ということが重要だったのかなと思います。
例えば、
相手を楽しませようと、テレビで見たお笑いの話題してみた。
⇒相手は、お笑いよりドラマが好きな相手だった。
相手は楽しめない話していることになるかもしれません。
健康になって欲しいと、野菜スムージーを飲んでもらった。
⇒相手が野菜が嫌いで、飲むことがストレスだった。
むしろ不健康につながるかもしれません。
ささいな例ですが、自分も相手も同じ感覚を持っているかそうでないかって、そんな感じなのかなと思えます。
自分の行動や趣味も全て、相手の好みを知って行動を変えたり、趣味を変えたらいいのかもしれませんが、
エニは結婚するなら自然体で一緒に長くいられる人を求めていました。
なので、同棲をしてから、細かい合わないところは自分と相手との妥協点を話合いで決めていきました。
全てが合うとは思っていません。
話合いまでしなくてもいいと思うのですが、行動や趣味などで合わないところがあった場合に、
ガラッと変えてしまうというよりも、自分も相手も苦にならない部分を見つけること
はできるのかなと思っています。
お付き合いまで行くいうことは、相手のことが好きで付き合うわけで、
お互い思いやりを持って接しているのに、伝わらない・・・。
それが伝わらないのは、相手がダメな人とか、自分がダメな人という訳ではなく、
思いやりの価値観が一致しない人なのかも、と思えます。
夫とのデートで衝撃を受けたというのも、エニが思い描いた条件の中で、
過去にエニがされて嫌だったことを、夫はしなかったというだけで、
ドラマや映画の影響で条件に入れた内容は別にクリアされていません。
ですが、一緒にいる時間は、とても居心地が良い時間でした。
男性に求める条件や、結婚をするための条件は、ついつい増えてしまったり。
他からの情報(ドラマ、映画、友人、家族)、自慢したい気持ちなど、外からの情報を条件に入れて増えていることも。
エニが思うのは、自分の身の丈にあった・・・、というよりも
お互いの思いやりが通じるのかが、大切なんだろうなと思えました。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません